天保義民碑
( てんぽうぎみんひ )
飢饉にあえぐ天保13年(1842年)、10月15日((新暦)1842年11月17日)、江戸幕府による不正な検地をしようとした役人らに抗議するため、三上村庄屋土川平兵衛らが先頭になり、農民とともに一揆を起こしました。その結果、「検地十万日延期(事実上の中止)」の証文を書かせることに成功しましたが、平兵衛らはとらえられ、厳しい拷問の中で取調べが続き、亡くなりました。農民のために命を賭け、天保一揆を成功させた平兵衛らの偉業をしのぶ保民祠や顕彰碑が建っています。また、休憩所などを備えた天保の熱(ほとぼり)広場も近くに整備されています。
毎年、10月15日には、犠牲者の霊を慰める天保義民祭が天保義民碑前で行われています。
毎年、10月15日には、犠牲者の霊を慰める天保義民祭が天保義民碑前で行われています。